第4章 受験手続き

さて、いよいよ試験日や受付期間が発表されますと、その受験手続きをしなければなりません。

どのようなことでも手続きというのは面倒なものですが、この国家試験の場合は、本格的な受験態勢に入る気構えの第一歩として重要な意味があります。

4-1 試験の申請

国家試験を受けようとする人は、(公財)日本無線協会(以下「協会」といいます。)に試験の申請をしなければなりません。試験の申請は、試験期日の2か月前の1日から20日までの間の受付期間内に行わなければなりません。なお、国家試験の受付期間、試験期日等は、協会のホームページ(https://www.nichimu.or.jp/)に掲載されます。

4-2 申請の方法

試験の申請は、受付期間中に協会ホームページ内の申請入力画面から必要事項の入力・登録をします。申請には顔写真の登録が必要となりますので、予め試験案内にある適正な写真(電子ファイル)を用意してください。また、受験票や試験結果通知等の配信に必要な電子メールアドレスの登録が必要となりますので、必ず正確なアドレスを登録してください。アドレスが正確でないと申請手続きができませんので注意が必要です。また、申請後にアドレスを変更した場合は、変更後のアドレスを速やかに協会へ連絡するようにしてください。

試験はCBT方式又はCBT方式以外の方法で行われますので、申請はそれぞれ別の申請画面で入力・登録を行います。CBT方式は、二海特、三海特、二陸特、三陸特、三アマ及び四アマの資格の試験が対象となっています。

2 顔写真の登録

申請画面から試験申請用の顔写真を電子的に登録します。写真は上部三分身(胸から上)、無背景、無帽、正面を向いていることなどの規格がありますので、申請入力画面における写真登録欄の注意事項をよく読み、適正な規格の写真を登録するようにしてください。

3 試験手数料

試験手数料は、納付方法をクレジットカード決済、コンビニエンスストア決済又はペイジー決済のいずれかから選択して支払います。支払いの方法の選択その他支払い手続きの説明は、試験申請画面で見ることができます。また、試験手数料の納付手続きが完了すると予め登録しておいたメールアドレス宛に入金確認の連絡があります。

試験手数料は、受験資格によって次表のように金額が異なります(電波法関係手数料令第13条)。

2 顔写真の登録

申請画面から試験申請用の顔写真を電子的に登録します。

3 試験手数料

試験手数料は、納付方法をクレジットカード決済、コンビニエンスストア決済又はペイジー決済いずれかから選択して支払います。支払いの方法の選択その他支払い手続きの説明は、試験申請画面で見ることができます。

試験手数料は、受験資格によって次表のように金額が異なります。

スクロールできます
資格手数料資格手数料
一総通21,200円一海特7,500円
二総通18,800円一陸特6,300円
三総通13,600円航空特6,400円
一海通17,400円国内電信5,500円
二海通15,300円その他の特技5,600円
三海通9,600円一アマ9,600円
四海通7,400円二アマ7,800円
航空通9,300円三アマ5,400円
一陸技16,500円四アマ5,100円
二陸技13,700円

4 郵送が必要な書類

試験科目の免除を希望する場合にはその旨を入力するとともに、免除の理由によっては証明書類を郵送する必要がある場合があります。

認定学校卒業又は業務経歴により試験科目の免除を希望する場合にあっては、初めて試験申請を行う場合は、それぞれ次の書類の原本を郵送することが必要です(申込期間内に協会の本部に必着)。

・ 経歴証明書 (所定の業務経歴を有する者が、初めて試験科目の試験の免除を申請する場合に限ります。2回目以降の受験に際しては提出不要です。)

・ 卒業証明書及び科目履修証明書 (認定学校等の卒業者が初めて試験科目の試験の免除を申請する場合に限ります。2回目以降の受験に際しては提出不要です。)

4-3 受験票の受取

受験票は、電子メールでPDFファイルが送付されます(受験票送付日については、協会のホームページに掲載されます。)受験票のメールが届かない場合には、協会本部に必ず問い合わせください。受験票は、A4用紙に印刷のうえ、試験当日、必ず試験会場に持参してください。受験票がないと受験できません。受験票に記載された日程、場所等を確認の上、当日開始時刻に遅れないようにしてください。なお、受験票は、申請が完了した後、写真や証明書の審査を経て発行されます。